お知らせ


2024.01.15

統合失調症について

寒い日が続き、冬らしくなってきましたね。
訪問看護では、大人の精神疾患の方の訪問もおこなっております。
精神疾患の一つの統合失調症についてご説明をします。

・統合失調症とは
統合失調症は、こころや考えがまとまりづらくなってしまう病気です。そのため気分や行動、人間かんなどに影響が出てきます。
統合失調症には、健康なときにはなかった状態が表れる陽性症状と、健康なときにあったものが失われる陰性症状があります。
陽性症状の典型は、幻覚と妄想です。幻覚の中でも、周りの人には聞こえない声が聞こえる幻聴が多くみられます。
陰性症状は、意欲の低下、感情表現が少なくなるなどがあります。周囲から見ると、独り言を言っている、実際はないのに悪口を言われたなどの被害を訴える、話がまとまらず、支離滅裂になる、人と関わらず一人でいることが多いなどのサインとして表れます。

早く治療を始めるほど、回復が早いといわれていますので、周囲が様子に気づいたときは早めに専門機関に相談してみましょう。