2025.05.13

梅雨の季節を、元気に過ごすために

みなさんこんにちは!訪問看護ステーションしんえいです。

いよいよ梅雨の季節がやってきます

梅雨(つゆ)は、毎年6月頃から7月にかけて訪れる、日本の独特な季節です。
雨が続き、空気がじめじめとして、どことなく気分もどんよりしてしまう──そんな印象を持つ方も多いのではないでしょうか。

訪問先でも、「気分が乗らない」「頭が重い」「関節が痛い」など、体や心に変化が出やすい季節として、毎年注意しています。

●梅雨が心と体に与える影響とは?

・気圧の変化により、自律神経が乱れやすく、体のだるさや頭痛を引き起こすことがあります。
・湿度の上昇で、関節痛や呼吸のしにくさを感じる方もいます。
・日照時間の減少によって、気分が沈みやすくなることもあります。

これらの症状は、決して「気のせい」ではありません。
誰にでも起こりうる自然な変化です。

~梅雨を少しでも快適に過ごすコツ~

① 体のリズムを整える
* 朝はカーテンを開けて光を取り入れましょう
* 食事の時間を一定にして、体内時計をキープ

② 湿気対策を意識する
* 除湿機や換気を活用し、部屋の空気をリフレッシュ
* カビ対策にもなり、呼吸器への負担軽減にもつながります

③ 気分転換の習慣をつくる
* 雨音をBGMに読書や音楽を楽しむ
* 軽いストレッチや深呼吸で、こころの緊張をゆるめる
* 好きなお茶や香りで「自分を整える時間」を持つ

●訪問看護では、梅雨時期もサポート体制を整えています

* 室内の環境チェック(温度・湿度)
* 体調の変化の早期発見
* 気分の浮き沈みに寄り添う会話や関わり
* 必要に応じた医療的アドバイスや連携対応

梅雨は“がまん”の季節ではなく、“いたわり”の季節。
天気に合わせて、心と体も“ゆっくりペース”で過ごしてみませんか?