2024.04.05
『お手玉』の効果とは!?
今週は、訪問で取り組んでいるお手玉についてのご紹介をします。
お手玉は、小さな布袋に小豆を入れ、投げ受けする遊びです。
日本の伝統的な遊びの一種でもありますね。
訪問看護では、お手玉キャッチをしています。
その効果についてご紹介していきます。
①目で見る力:
投げられたお手玉を目で追う力や、近づいてくるお手玉に焦点を合わせる力を養うことが期待できます。
お手玉の軌道(山なり、真っ直ぐ)を変えることで眼を動かす範囲を変化させることもできます。
②力をコントロールする:
お手玉を相手に向かって投げる時に、力を調節する働きが期待できます。
投げる距離を変えながら行うことで、お腹周りや肩から指先にかけ、力を入れるタイミングや強弱を学習していきます。
自分の身体に意識を向ける練習にもなります。
日常生活で、鉛筆などを力強く握ってしまい疲れやすい、身体の使い方がぎこちなく生活に支障がある方に提案することがあります。
他にも、感情コントロールやバランス機能、社会交流など、様々な効果が期待できます。
これからもお手玉を提案していきたいと思います。
以上、お手玉についてのご紹介でした!