お知らせ


2024.05.24

5月病について

訪問看護ステーションしんえいです。

4月から進学や就職などで環境が変わり、ゴールデンウィーク明けから何となく調子が悪くなりがちな方に多いのが5月病。

皆様お疲れではないでしょうか?心身ともにケアできていますか?
一般的にいわゆる真面目な方に多く、軽いうつや適応障害と診断されることがあります。
性格の特徴として上がりやすいのが
・義務感が強い
・仕事熱心
・完璧主義
・几帳面
・凝り性
・他人への配慮を重視し、良好な関係を保とうとすること

症状として
●精神的症状
・悲しみ、憂うつ感
・不安感やイライラ感、緊張感
・無力感、倦怠感、気だるさ、やる気が出ない

●肉体的症状
・食欲不振、体重減少、嘔吐、胃痛、吐き気
・寝つきが悪い、朝早く目が覚める、不眠
・動悸、めまい、血圧上昇、手や足の裏に汗をかく
・頭痛やひどい肩こり

●行動
・消極的になる、周囲との交流をさける、引きこもり
・飲酒、喫煙量が増える
・身だしなみがだらしなくなる、落ち着きがない

と言われています。

どうでしょうか?いくつも当てはまる方は早めに心身ともにケアが必要になるかもしれません。

週に一度は好きな事に没頭したり、逆に何も考えないでボーッとする時間を設けてみて下さい。
それでも心身共に辛いなど症状が持続したり悪化する場合には一度受診も視野に入れて見てください。

こころも体もご自愛くださいね。

2024.05.20

時間の上手い使い方⏰

今日は時間について少し考えてみたいと思います。

時間は1日24時間、その中で最低8時間は睡眠をとりたい・・・・。
そうすると起きて使える時間は16時間。
その中で朝何時に起き、朝ごはんを食べ、支度を整え、何時頃家を出たら仕事に間に合うか・・・。
など、人は時間に追われて生活している?と思うのは私だけでしょうか・・・・。
時間は子供のころはゆっくり流れていたイメージでしたが(私だけでしょうか?)、大人になると早く時間が過ぎ、なぜか時間に追われる感じがしています。

この頃気が付くとあっという間に夕方になって仕事が終わり、夜になり家に帰りお風呂、食事、そして寝る時間・・・・。

仕事をして家に帰ると「疲れたなー。」と思い何もしたくない。でもお腹が空いたし、しなくちゃいけない家事もある。誰も自分の代わりをしてくれない。
でも、ゲームがしたい、動画を見たい、漫画を見たい、本を読みたい、テレビを見たい。
やりたい事がたくさんありすぎて困る~!といつも思っているうちに気が付けば寝る時間になっている。そんな毎日が繰り返し過ぎていきます。

そこで上手く時間を使うにはどうしたらいいのか、ここで一度考えてみようかと思い考えてみたのですが、やはり休みの日にまとめてやるしかない!という結論に至るのです。

しかし、またここで問題が・・・。
休みの日になるとなぜか眠い、眠い、眠い!
出来るなら寝て起きて食事してまた寝たい。というか寝てしまう・・・・。それで気づくと夜!?


今のところなかなか時間を上手く使いたいけど使えないのが現状です。

世の中の皆さんはどうやって上手く時間を使っているんでしょうか?
某スタッフは毎日一日があっという間に終わってしまいます。
最近趣味の読書の世界に没入することが出来ていません。
どなたか上手い時間の使い方をアドバイスして頂けたら嬉しいなと思います。

2024.05.15

散歩の楽しみ方

こんにちは 訪問看護ステーションしんえいです。
連休が終わってしまいました・・・。

連休中、いろいろやりたいことを考えていましたが、結局だらだらと身体を休めるための休日になってしまいました。

今日、利用者さんに教えて頂いた散歩の楽しみ方を実践しました。
普段から健康と体力のために、膝や腰の筋力アップのためになるべく歩こうと心がけていました。
でも、意外と歩いて目的地に行くことやその目的のため歩行では前しか見ていなかったことに気が付きました。

ゆっくり周囲を見回してみて、周囲の施設やお店が変わっていたり、歩道には小さな花が沢山咲いていました。

歩くことは大切です。足を動かすと血流が良くなります。そのため体温も上がり、程よい発汗も体にとってはいいことです。

たまには目的地にたどり着くまでに道草をする、周囲に眼を向ける、なんてこともするべきと思いました。

2024.05.03

新型コロナはどこへ?

こんにちは 訪問看護ステーションしんえいです。

ゴールデンウィーク、皆様いかがお過ごしでしょうか?
この時期、どこへ行っても渋滞と人混みで疲れやすく、免疫力低下に伴い胃腸炎や感染症にも注意が必要です。
人混みでは手洗い、マスクを推奨します。

ところで、新型コロナはどこへ行ったのかご存知ですか?
昨年5月から5類感染症となり、この4月からは特別な対応はなくなりましたね。
しかし、まだ新型コロナは罹患者が出ています。
それも少なくありません。

ただ、大流行していた時よりも重症化はかなり減り、普通の風邪症状と変わらないため、検査もしない方も多く、全体数はわからなくなっているようです。

治療中の病気のある方やお年寄りの方、妊娠されている方々は充分注意して下さいね。

潜伏期間は約2日。
人混みの中に出かけて、2日後に発熱したり、風邪症状がある方は新型コロナの可能性も考え、悪化しないように安静を心がけて下さいね。

皆様、体調には充分に気をつけて楽しい休日をお過ごし下さい♪

2024.04.26

ジオラマ制作

こんにちわ。訪問看護ステーションしんえいです。
今週は訪問看護で利用者が作成した作品をご紹介いたします!

「ジオラマ」を作成しました。
訪問看護では、作品作りも行っています。

今回は、利用者と一緒に
①何を作成するか
②必要な材料
③イメージ(タイトル)
④実際に作成
⑤振り返り

の順番で取り組みました。

思い通りの材料が手に入らない中、ある材料でどのように作成していくかを考えていきました。
完成した後には、振り返りを行いました。
内容は「こだわった部分」「やってみてどうだったか」の2点を確認しました!
こだわった部分は、フィギュアに砂をかけているところで、楽しかったとのことでした!

作品作りを通して、自分で準備・作業を進める力や、予想外の場面での対応力(必要な材料が揃わない)などを経験することができました!
そして何より、作品への愛着を感じられたのではないでしょうか。

作品作りを通して、自分を表現したり、感想を言語化したりして、ありのままの自分を受け入れてもらえる・認められる体験を通して、自分を好きになってもらいながらより良い生活を送ってもらえるといいなと思っています。

2024.04.19

不登校について

今週は、私たちが関わらせている方で良く出てくる「不登校」についてとその考えを説明していきます。

不登校とは、文部科学省は
「年度間に連続又は断続して30日以上欠席した児童生徒」のうち「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しないあるいはしたくともできない状況にある者(ただし、『病気』や『経済的理由』による者を除く)」
と定義しています。

訪問看護では、上記のように不登校の方に携わらせていただくケースが多いです。
学校に行かなくなる理由としては、
「親と離れることに不安」
「自分だけ親友ができない」
「学校に行ったらイライラする」
「人に見られている感じがして苦痛」
など、多岐に渡ります。
また、一つの要因だけでなく、様々な要因が複雑に絡み合っています。
上記のようなストレスが続くと、緊張や不安な状態が続き、身体を休ませる手段として学校に行かないことを選択します。
ただ、友だちと関わりたい・楽しく学校に通いたいという方も多くいらっしゃいます。

訪問看護での関わりでは、
①安心できる環境づくり(訪問看護スタッフも含める)
②信頼関係の構築
③やりたいこと・困りごとの共有・達成するためにどうしていくか
④ご家族様との連携(養育者の負担の軽減や今後に向けての話し合い)
⑤外出の同行支援
⑥他者とのコミュニケーションの練習(折り合いのつけ方や感情のコントロール、うまく伝える方法)
⑦不安の対処法
⑧生活リズムや服薬管理
などです。

ご家庭によっても求められていることは様々ですので、各ご家庭の想いや必要なことを確認しながら進めさせていただいています。

1人1人が社会に参加し、自立し、健康に生きていってもらいたいなと願っています。

2024.04.12

『けん玉』の思わぬ効果とは!?

訪問で取り入れている「けん玉」についてご紹介します。

けん玉は、感情コントロールを養うのに役立つ可能性があります。
この遊びは、集中力と忍耐力を要求し、失敗や挫折に対する耐性を高めることができます。

以下に、けん玉が感情コントロールにどのように役立つかを詳しく説明します!

○集中力の向上:
けん玉を練習するときには、完全に集中している必要があります。球を正確に投げ上げ、棒で受けるためには、注意を集中させ、外部の気を散らさないようにすることが重要です。
この集中力の向上は、他の活動や日常生活においても役立ちます。

○忍耐力の養成:
けん玉は簡単なように見えますが、実際には熟練を要する技術が必要です。
最初は成功率が低く、多くの失敗を経験することになります。
しかし、その度に挑戦を続けることで、徐々に技術を向上させることができます。
この過程で、忍耐力を養うことができます。

○挫折に対する対処法の学習:
けん玉を練習する過程で、何度も失敗することになります。
しかし、そのたびに挫折せずに続けることで、自己効力感や自己肯定感を高めることができます。
挫折を乗り越えることができるという経験は、感情コントロールやストレス管理にも役立ちます。

○自己規律の向上:
けん玉を練習するときには、自己規律が重要です。
自分の感情や衝動をコントロールし、練習に集中することが必要です。
このような自己規律の養成は、感情をコントロールし、冷静な判断をする能力を高めるのに役立ちます。

総じて言えば、けん玉は単なる遊びではなく、集中力や忍耐力、挫折に対する耐性、自己規律など、感情コントロールに関連するさまざまなスキルを養うのに役立つことができます。

以上、けん玉のご紹介でした!みなさんもお試しください♪

2024.04.05

『お手玉』の効果とは!?

今週は、訪問で取り組んでいるお手玉についてのご紹介をします。


お手玉は、小さな布袋に小豆を入れ、投げ受けする遊びです。
日本の伝統的な遊びの一種でもありますね。

訪問看護では、お手玉キャッチをしています。
その効果についてご紹介していきます。

①目で見る力:
投げられたお手玉を目で追う力や、近づいてくるお手玉に焦点を合わせる力を養うことが期待できます。
お手玉の軌道(山なり、真っ直ぐ)を変えることで眼を動かす範囲を変化させることもできます。

②力をコントロールする:
お手玉を相手に向かって投げる時に、力を調節する働きが期待できます。
投げる距離を変えながら行うことで、お腹周りや肩から指先にかけ、力を入れるタイミングや強弱を学習していきます。
自分の身体に意識を向ける練習にもなります。


日常生活で、鉛筆などを力強く握ってしまい疲れやすい、身体の使い方がぎこちなく生活に支障がある方に提案することがあります。

他にも、感情コントロールやバランス機能、社会交流など、様々な効果が期待できます。

これからもお手玉を提案していきたいと思います。

以上、お手玉についてのご紹介でした!

2024.03.26

春の訪れを彩るめじろと梅

今回は、先日の訪問の際に公園で、「春」を見つけましたのでご紹介させて頂きたいと思います♪

見つけた春は、「めじろと梅の調和」です。

皆さん、めじろという小鳥を知っていますか?
めじろは日本固有の可愛らしい鳥であり、日本の庭先や公園・山林などでよく見られる小さな鳥です。
その明るい緑色の体と白い目の周りの輪が特徴であり、活発に木々の間を飛び回り、その愛らしい姿に癒されます。
梅の花は春の象徴として古くから親しまれています。
白やピンクの色合いを持ち、寒さが残る中で咲くため、春の到来を告げる重要な花です。
梅の花は美しさだけでなく、その独特の香りも魅力的です。
春の早い段階で梅林を訪れると、その香りに包まれて心が癒されます。
めじろと梅の花は、春の風景を彩る二つの要素ですが、一緒に見ることができるとさらに美しい光景となります!
めじろが梅の枝に止まり、花の蜜を求める姿は、まさに春の訪れを感じさせる光景です。

皆さんもぜひ身の周りの「春」を沢山見つけてくださいね!

2024.03.25

日中一時支援事業開始のご案内

伸栄学習会では4/1より日中一時支援事業をスタートいたします。
下記のご案内をご覧ください。

日中一時案内

ご自身の体調、日々の活動に応じてご活用ください。

疑問点、不明点につきましては訪問看護スタッフにお気軽にご相談・ご連絡ください。