2024.02.09
訪問看護での支援内容の一つ「ビジョントレーニング」
今回はビジョントレーニングについてご紹介・ご説明します!
【ビジョントレーニングとは?】
日常生活におけるさまざまな課題を解決する為に「見る」機能を高める練習全般を指します。
【ビジョントレーニングの効果】
1.眼球運動トレーニング
見たいものにすばやくピントをあわせる力を身につける
2.視空間認知トレーニング
見たものの形や色、距離感を正しく認識出来る
3.眼と体のチームワークトレーニング
眼から入力された情報にあわせて体を動かす働きを改善させる
【具体例】
本を読む時に行や字を読み飛ばしてしまう、ハサミを使った作業など細かな手作業が苦手
→線なぞりや線迷路など目で追う練習
黒板の文字を写すのが遅い、球技が苦手
→ランダムに書かれた数字や文字を読む「目のジャンプ」「文字探し」「ランダム読み」
探し物が苦手、お絵描きや図形の問題が苦手、人や物によくぶつかる
→見本と同じ形を作る「タングラム・パズル」「点つなぎ」
文字が綺麗に書けない、手先が不器用
→ お手本の人型と同じポーズを取る「まねっこ体操」、図に描かれた矢印の方向を声に出し両手をその方向に動かす「矢印体操」
トレーニングの意味や何のための運動なのかが分かると、ビジョントレーニングをしっかり理解して行うことが大切です!
当ステーションでは1人1人のお子様にあったビジョントレーニングも行なっていますので
お気軽にご相談ください!