2025.04.22
【気温上昇にご用心!】──熱中症から身を守るために

こんにちは!訪問看護ステーションしんえいです。
春の心地よさを感じる間もなく、急に暑さを感じる日が増えてきました。
体がまだ暑さに慣れていないこの時期は、熱中症になりやすい時期でもあります。
特に高齢の方や体調に不安のある方は、気づかないうちに水分不足や体温上昇が進んでしまうことがあるため、注意が必要です。
熱中症は、真夏より「今」が危ない?
「熱中症」と聞くと、真夏を思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも実は、春から初夏の“体がまだ暑さに慣れていない時期”こそ要注意なのです!
また、屋外だけでなく、室内でも発症するケースが増えています。
「エアコンをつけるほどではない」と思っているうちに、部屋の中が高温多湿になっていることも…。
こんな方は特に注意!
・高齢の方や持病のある方
・一人暮らしで体調の変化に気づきにくい方
・体温調節機能が落ちている方(自律神経の乱れや薬の影響など)
・暑くても水分をあまり摂らない方
今日からできる熱中症予防3つのポイント
① こまめな水分補給
喉が渇く前に、少しずつ水分をとる習慣をつけましょう。
高齢者の方には、「1日○回飲みましょう」など具体的な声かけが効果的です。
② 部屋の温度・湿度をチェック
温度計・湿度計を活用し、エアコンや扇風機で室内環境を快適に保ちましょう。
「我慢しない」ことが、命を守る行動につながります。
③ 服装を工夫する
通気性のよい服、明るい色の帽子、ゆったりした衣服なども熱中症対策になります。
外出の時間帯も、なるべく暑い時間は避けましょう。
私たち訪問看護も、日々の体調管理に加えて、季節の変化にも寄り添ったサポートを行っています。
・水分摂取の確認と声かけ
・室温・服装のチェック
・体調の変化への早期対応
・ご家族への予防のアドバイス など
暑さに「慣れていない今」が、一番危ない時期です。
熱中症は予防が何より大切。
皆さまが、これからの季節を元気に乗り越えられるように、私たちも一緒に見守っていきます!