2025.11.08
「自宅でできる冬の寒さ対策」
ブログこんにちは!訪問看護ステーションしんえいです。
寒さが本格的になる季節、体の冷えから風邪や感染症、血圧の上昇、筋肉のこわばりなど、さまざまな不調が起こりやすくなります。
特に高齢の方や持病のある方にとっては、「寒さそのものがリスク」になることもあります。
そこで今回は、**自宅で簡単にできる“寒さ対策”**をいくつかご紹介します。
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✅ すぐに実践できる!冬の寒さ対策
① 足元をあたためる
冷えは足元から。スリッパやルームシューズ、厚手の靴下を活用し、**床の冷たさを遮断**しましょう。
床に直接座る習慣のある方は、クッションマットやラグを敷くのもおすすめです。
② 首まわりを守る
首・手首・足首は「3つの首」と呼ばれ、ここを冷やすと体全体が冷えやすくなります。
室内でもネックウォーマーやレッグウォーマーを使うと、**あたたかさがぐっと変わります**。
③ カーテンや窓の工夫で冷気を防ぐ
窓からの冷気は意外と強敵。厚手のカーテンを使ったり、**窓際に断熱シートを貼る**ことで冷気をシャットアウトできます。
日中は太陽の光を取り入れ、夕方からはしっかり閉めるのがポイントです。
④ 部屋の温度と湿度をキープ
理想的な室温は**18〜22℃**、湿度は**50〜60%**。
エアコンやヒーターを使いすぎず、加湿器や濡れタオルを併用して**乾燥を防ぎながら快適な空間に**。
⑤ あたたかい食事・飲み物で内側からぽかぽかに
しょうが・ねぎ・根菜などを使ったスープやお鍋、あたたかいお茶や味噌汁で、**内側からの冷え対策**も忘れずに。
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🧣 寒さで起こりやすいトラブルと予防
* **ヒートショック**:脱衣所・浴室とリビングの温度差による急激な血圧変動
→ 脱衣所に暖房を入れる・浴室のドアを開けておくなど対策を
* **乾燥による風邪や感染症**
→ 加湿とマスクで喉を守ることが大切です
* **体がこわばって転倒しやすくなる**
→ 室内でも靴下のすべり止め付きなど、安全対策を忘れずに
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🏠 訪問看護でも寒さに配慮したサポートをしています
* 室温・湿度の確認とアドバイス
* 衣類や寝具の調整提案
* 入浴・水分補給の見守り
* 冬場に起きやすい不調の早期発見
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**寒さに負けない暮らしは、少しの工夫から始まります。**
あたたかく、安心できる冬を過ごすために、できることからひとつずつ始めてみませんか?
私たち訪問看護も、皆さまの「冬の安心」を支えるパートナーとして、そばに寄り添っていきます⛄🧤
