ご利用者様への支援内容実例


中学3年生のKさん(週3回訪問利用)

中学3年生のKさん(週3回訪問利用) | 浦安市・市川市・江戸川区 訪問看護ステーションしんえい
不登校
適応障害

<お困りごと>
小学生より不登校。引きこもりがちで、ときどき自傷行為があるとのことでした。

<訪問看護での支援内容>
絵を描くことが好きなため、絵本プログラムを作成し、一緒に絵本を読む時間をりました。
訪問も増やしてオープンダイアローグも練習中。
少しずつ、外出もできるようになり、今は親御さんのご実家の近くの絵の勉強が
できる高校へ進学を希望しています。

13歳Bくん(週3回訪問利用)

13歳Bくん(週3回訪問利用) | 浦安市・市川市・江戸川区 訪問看護ステーションしんえい
自閉スペクトラム症
注意欠陥・多動性障
学習障害

<お困りごと>
小学校の頃からクラスの勉強についていけず、低学年の頃は1時間座っていることは困難でした。友達とも言い合いの激しい喧嘩を繰り返していました。中学校に上がってから更に勉強が分からず学校に登校するのが怖くなってしまい不登校に。集中力のなさや忘れ物なども多いです。

<訪問看護での支援内容>
まずは一緒に遊んだり、学習している姿をみてどのくらい集中していられるかなどを観察します。無理に長時間座らせるのではなく、本人にあった方法で小休憩を挟んだり、刺激物(スマホやゲーム)を取り除いて学習の支援をしていきます。その後は心理検査を実施し、本人の特性を見ていきました。Bくんの場合は、耳で聞くことより目で見ることのほうが得意だとわかったため、必要なことは貼り紙形式にして掲示することにしました。
また、友達との関わり方や自分を理解してもらうためにSSTを実施しながら支援を行いました。ゆっくりと学校で起こった嫌だったことなどが見えてくるようになり、今後も登校に繋げられるように支援していきます。

40代女性Aさん(週2回訪問利用)

40代女性Aさん(週2回訪問利用) | 浦安市・市川市・江戸川区 訪問看護ステーションしんえい
うつ病

<お困り事>
うつ病を発症してから現在まで投薬治療をし、症状は良くなってきています。一人で暮らしているため薬を飲み忘れてしまうこともあります。また、人目が気になり外に出られない状況であるため筋力低下や運動不足を訴えていました。

<訪問看護での支援内容>
まずご本人様のお話を伺い、困りごとの共有を行いました。内服薬の飲み忘れに対しては、お薬カレンダーを用意し、一緒にセットを行います。週に一度一緒に確認日を設けて一緒に飲めているかの確認を行うことで内服忘れがなくなりました。
人目が気になり、外に出られないことに対してはサングラスやメガネを掛けたり、実際に隣を一緒に歩いて近隣を散歩したりするところから練習を行いました。自宅で出来る筋力トレーニングも一緒に行なうなど筋力低下にもアプローチを行いました。
訪問看護を開始して笑顔が多く見られるようになり、今後も日常生活での支援を続けていきます。

年長のTくん(週1回訪問利用)

年長のTくん(週1回訪問利用) | 浦安市・市川市・江戸川区 訪問看護ステーションしんえい
自閉スペクトラム症

<お困り事>
自分のやりたいことに対し夢中になり、やりたくないことに対しては取り組まずコミュニケーションをとらない、泣き出してしまうといったことがあります。就学に向けて支援してほしいとのご要望でした。

<訪問看護での支援内容>
まずは興味のあることから関係性を作り、そこから支援につなげることをしています。「周囲の人にぶつからないようにおもちゃで遊ぼうね」などといった声掛けで気づきを与え行動を修正しています。

小学1年生のHくん(週2回訪問利用)

小学1年生のHくん(週2回訪問利用) | 浦安市・市川市・江戸川区 訪問看護ステーションしんえい
自閉スペクトラム症
基礎疾患

<お困りごと>
発達特性により、巧緻作業や協調性運動が苦手とのことでした。
日常生活ではボタンのかけ外しやファスナーの上げ下げ、紐の結び方など、小学校の授業では定規を使った算数やボールを使った体育、ハサミを使う図工が不得意であることのご相談を受けました。
基礎疾患については月に1度通院しており、服薬をしながら今後も病気と向き合っていく必要があります。

<訪問看護での支援内容>
主治医の先生と連絡しながら、訪問時は最初に体調チェック、服薬管理を行っています。
そのあと、日常生活や学校生活にお困りごとについての支援を行います。作業療法士と相談しながら毎回楽しめるプログラムを組み立てています。
また、日常生活の中で注意されることも多いとのことで、「やってもできないよ・・・」と自己肯定感が下がり気味でした。一つずつ小さな目標を立ててクリアすることで、自己肯定感を向上させ、様々なことにチャレンジしてほしいと考えております。

中学2年生のEさん(週2回訪問利用)

中学2年生のEさん(週2回訪問利用) | 浦安市・市川市・江戸川区 訪問看護ステーションしんえい
自閉スペクトラム症
学習障害

<お困りごと>
特定の教科に困難さがあり、学校の宿題が終わらない、一人で机に向かうことが難しいとのことでした。
また、ご家族の相談内容では親子関係の調整をしてほしいとの相談がありました。
母親が宿題、課題を自宅でみると、できていない子どもに対し厳しい言い方をしてしまうため言い合いになってしまうことがあるようです。

<訪問看護での支援内容>
訪問時に学校の宿題やテストを確認し、「何をどこまでいつやるか」具体的なスケジュールを組んでいきます。ゆくゆくは自宅で一人で進められるよう支援しています。
また、SST(ソーシャルスキルトレーニング)を行い、感情のコントロールや他者と良好な関係性を築けるよう支援しています。訪問の最後には、ご家族の不安や悩みを伺い、親子関係・兄弟関係が良好に保てるようアドバイスを行っています。

小学4年生のIさん

小学4年生のIさん | 浦安市・市川市・江戸川区 訪問看護ステーションしんえい
適応障害
自身の気持ちがうまく表現できない

<お困り事>
ご生活の中で癇癪を起したり、気分の変化があったりすることがあります。
自傷行為や癇癪もあり、日常生活に支障がでているとのことでした。

<訪問看護での支援内容>
プリントを使ってSST(ソーシャルスキルトレーニング)を行ったり、遊びの中でSSTを行ったりしています。訪問スタッフもご本人様の好きなことを勉強し、信頼関係を築くことで、心の安全基地をつくってほしいと考えております。
徐々にご本人様や家族(親)から相談事も増え、自傷行為が減った、癇癪が減った、気持ちの切り替えの時間が短くなったなどのお声をいただいています。