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2024.08.22

救急とは④〜番外編

8月も残りわずかですね。
しかし、まだまだ暑さが続くようです。

今日は救急とはシリーズ番外編を。

皆さんは119番をして救急車を呼んだり利用した方はいますか?
そんなに多くは無いとおもいますが。事故や怪我をした人、急病の人へ呼ぶ事が多いと思います。

昨年から東京消防庁では119通報で緊急性のないものや救急車利用の必要ではない通報は話の途中でも切ります。と言いました。
私は前、その東京消防庁で働いていました。
職場は119通報を取っているフロアー内。なので電話が鳴り止まない状況を肌身で感じていました。

浦安や市川からの119通報は千葉西部消防司令センターという所で受けています。松戸、野田、流山、鎌ケ谷、習志野、柏、八千代、我孫子、そして市川、浦安とかなり広範囲の通報をカバーしています。
なので、通報時は市から住所を伝えましょう。

東京消防庁では23区と多摩地区の2箇所で通報に対応しています。

仕事をしていて驚いたのが、救急車を手配するのにどこに居る救急車が動けて近いかを瞬時に見分けて指令を出す速さ。
それから、救急車を出す為にはある程度医療知識が無いと命に関わる疾患の人と軽症の人と選ぶ訳では無いのですが難しいと思ったんですが、指令を出してる人のほとんどは火事現場で活躍する、所謂火消しの人達なんです。
だから、通報する時に病名を伝えても?という人もいるんです。
そうなると不安ですが、東京では救急車が到着する前に向かう救急車から連絡が入ります。救急車に乗ってる人は救急救命士という資格を持っているので、その方には持病がこれこれでーと伝えても大丈夫です!

そして、1番の謎が東京消防庁では1市だけ管轄外の市があるんです。そこだけはその市独自て消防システムが構築されており、通報から病院搬送までを行っています。

こんな風に独特な場所で仕事をして、まだまだ裏話はたくさんあるので、時折話せる範囲の話を書こうと思います。

学生さんは夏休みが終わった方も居ればあと少しという方もいらっしゃるようです。
宿題が終わらなーい、そんな時はお声掛けして下さい。出来るかきりお手伝いしたいとおもいます。