お知らせ


2024.08.30

夏の終わりに「秋バテ」に注意!

連日の猛暑から朝晩に少しずつ涼しさを感じられるようになり、過ごしやすくなって来たのにも関わらず、食欲が戻らず、体のだるさも抜けない方も多いようです。これは、特に高齢者にも多い、夏の猛暑で蓄積された疲弊が原因のいわゆる「秋バテ」が原因かもしれません。
具体的には、
・冷たいものの食べ過ぎ、飲みすぎ
・エアコンの冷風に当たりすぎに伴う冷え
・暑い外とエアコンがガンガンに効いた施設に入るため、温度差についていけず自律神経が乱れてしまった
など、色々と上がります。心当たりはありませんか?
また、気象の変化もあり、気圧の変化も大きく関係しているとのことです。
秋バテは約2人に1人が感じたことがあるようで、特に女性の方が不調を感じやすい傾向になるようです。

このようになんとなく身体の不調を感じてしまうのは年のせいと思いがちですが、まずは生活習慣の見直しを行うことも大事なことのようです。
ではどのように改善したらよいか一緒に考えていきましょう。

・睡眠と日中の活動
 屋内でも熱中症に気を付けるよう注意されていますが、朝晩の温度が25℃を下回って来るようでしたが自然の風や扇風機を上手に活用しましょう。
 また、早寝早起きの習慣を身につけ、朝陽を浴びて日中は適度な運動やストレッチ、秋の夜長には読書などいかかでしょうか。
・入浴
 ぬるま湯(38~39℃程度)にゆっくり浸かる。湯船に浸かる事で血行が良くなり、リラックス効果も期待できます。
・食事
 秋バテは身体のエネルギー(気)が足りていない状態とも言われるそうです。
 冷たいものの摂りすぎで胃腸機能が低下したりすることで「気」の生産量が減ることもあるようです。しいたけやしめじなどのキノコ類、オクラ・山
 芋・納豆などネバネバした食材、雑穀類を料理に取り入れてください。

上手に自分と向き合い、栄養や休息をしっかりとりながら、秋を楽しんでくださいね。お疲れ様です、夏を乗り切った自分!よく頑張りましたと褒めて下さい。

2024.08.22

救急とは④〜番外編

8月も残りわずかですね。
しかし、まだまだ暑さが続くようです。

今日は救急とはシリーズ番外編を。

皆さんは119番をして救急車を呼んだり利用した方はいますか?
そんなに多くは無いとおもいますが。事故や怪我をした人、急病の人へ呼ぶ事が多いと思います。

昨年から東京消防庁では119通報で緊急性のないものや救急車利用の必要ではない通報は話の途中でも切ります。と言いました。
私は前、その東京消防庁で働いていました。
職場は119通報を取っているフロアー内。なので電話が鳴り止まない状況を肌身で感じていました。

浦安や市川からの119通報は千葉西部消防司令センターという所で受けています。松戸、野田、流山、鎌ケ谷、習志野、柏、八千代、我孫子、そして市川、浦安とかなり広範囲の通報をカバーしています。
なので、通報時は市から住所を伝えましょう。

東京消防庁では23区と多摩地区の2箇所で通報に対応しています。

仕事をしていて驚いたのが、救急車を手配するのにどこに居る救急車が動けて近いかを瞬時に見分けて指令を出す速さ。
それから、救急車を出す為にはある程度医療知識が無いと命に関わる疾患の人と軽症の人と選ぶ訳では無いのですが難しいと思ったんですが、指令を出してる人のほとんどは火事現場で活躍する、所謂火消しの人達なんです。
だから、通報する時に病名を伝えても?という人もいるんです。
そうなると不安ですが、東京では救急車が到着する前に向かう救急車から連絡が入ります。救急車に乗ってる人は救急救命士という資格を持っているので、その方には持病がこれこれでーと伝えても大丈夫です!

そして、1番の謎が東京消防庁では1市だけ管轄外の市があるんです。そこだけはその市独自て消防システムが構築されており、通報から病院搬送までを行っています。

こんな風に独特な場所で仕事をして、まだまだ裏話はたくさんあるので、時折話せる範囲の話を書こうと思います。

学生さんは夏休みが終わった方も居ればあと少しという方もいらっしゃるようです。
宿題が終わらなーい、そんな時はお声掛けして下さい。出来るかきりお手伝いしたいとおもいます。

2024.08.16

夏の風物詩、積乱雲

青い空、白い雲。
毎日暑くて気に必死につかまり鳴いているセミにもお疲れさまと声をかけたくなりそうです。
そんな暑い中、釣りに行きたくてウズウズしている看護師です。

ところで最近、夕方の急な天気の変化に毎日ひやひやしています。
夏の風物詩である積乱雲は上空には冷たい空気、地上には温められた空気の層がある『大気の状態が不安定』な気象条件で発生しやすくなるようです。
地上付近の空気が湿っていると、さらに不安定な状態になり、積乱雲が発達しやすくなるとのことです。

積乱雲が近づくと、急に激しい雨が降ったり、雷や雹(ひょう)、突風を伴うことがあるので注意が必要です。

皆様も暑さと急な天候に注意しながら晴雨兼用の傘を持参するなど夏を大いに楽しんでくださいね。

2024.08.15

経営方針発表会を開催しました!

8/3(土)伸栄学習会グループのスタッフが集まり、会社方針について確認しました。

伸栄学習会グループは、50年近くの歴史を持つ学習塾が母体となり、
放課後等デイサービス、通信制高校、継続支援B型、訪問看護ステーションなど
色々な分野に広がっています。

しかし、根幹はひとつ、「利用者の方々に、ご自分の進路を切り拓いていくための支援」という目的に尽きます。

その思いを改めて共有できました。

全スタッフで皆様の後押しをさせていただきます!

2024.08.07

夏休み

暑い日々が続いていますが、皆様体調を崩してはいないでしょうか?
今回のブログ担当の某看護師は謎のお腹の不調で薬を飲んだり食事改善に取り組んだりしています。冷たいものを飲むことが多いからお腹の調子が悪くなるのかなと思うのですが。

さて。
皆様にとっての夏休みは何が思い浮かびますか?
私は小さいころ、父親が公務員だったのであまりまとまって休みが取れなかったと、両親とも神奈川県川崎市出身でして、いわゆる田舎というものがなく、友人がどこどこへ帰省したと聞くと羨ましかった記憶があります。
私の夏休みは妹や友人を連れて近所のプールで遊んで帰りにメロンのケースに入ったメロンのアイスを食べるのが常でした。

大人になった今も田舎があり帰省出来る人がうらやましいです・・・・。
看護師になってからも夏休みはお子さんや家庭のある人優先だったので秋にまとめて休みを取ることが多かったので、今年は12日から14日の夏休み期間があるのでとても楽しみ+何をしようかと思います。
大好きな小説を読みながらその世界に自己投入して浸るのが最近の私のリフレッシュ方法なので、休みの間に買い貯めた小説を読もうと思います。

皆様も無理せず楽しい、自分らしい夏休みを過ごしてくださいね!

2024.08.02

オリンピック

こんにちは。訪問看護ステーションしんえいです。
今回は、オリンピックについて語っていきます!

オリンピックとは、4年に1度開催されている世界的なスポーツの祭典です。夏季と冬季に分かれています。
現在は、パリで開催されていますね!

私が記憶に残っているオリンピックは、2010年のバンクーバーオリンピックです(冬季ですが)。
当時、小学生だったのですが、給食の時間にフィギュアスケートの応援したことを覚えています。
同じ日本人の選手が、世界で活躍されている姿勢にとても刺激をもらいました。

今回のオリンピックでも、たくさんの日本人が活躍されているかと思います。
家で涼みながら、一緒に応援するのもよいですね!

以上、オリンピックの話でした。

2024.07.24

救急とは③

最近暑い日が続いていますが皆さん体調を崩されたりしてはいないでしょうか?
熱中症予防のために水分補給はもちろん暑さ対策、不必要な外出を避けるなどそれぞれしてますか?

さて、今回は三度の救急外来での事についてです。
特に夏場に多かった「虫刺され」についてのお話しです。
ここ数年は暑さに関係なくスズメバチや他のハチに刺される、毛虫に刺されたなど多く見られるようになりました。
最近もニュースで子どもが集団でハチに刺されたと聞きました。刺されただけなら良いのですが刺された場所が腫れて痛む事はもちろん、夏場は刺された場所から汗などが媒介となって細菌が入りそこから感染を起こし刺された周囲が腫れたり、ひどい時は熱が出たりします。

ハチなどに刺された時の応急処置としては、
①まず、刺された場所を良く見て下さい。もし、針のようなものが刺された場所に見えるときは無理やり押し出したりピンセットで取ろうとすると針にある毒素の入った袋(のようなもの)を押し出してしまい毒素が広がってしまうことがあるので、お店などで貰えるポイントカードのようなプラスチック製のものを針があると思われる場所に当ててピンとはじいてください。爪ではじく、でもいいです。
②十分に流水で洗い流してください。
③はじいてみて針が取れたか分からない時はそのまま綺麗なハンカチやガーゼで保護して皮膚科または外科へ行くようにしてください。

また、ハチに刺されたときによく聞くアナフィラキシーショックという言葉ですが、初めて刺された時より2回目に刺された時に起こりやすいと言われています。
刺されてから1時間以内に呼吸が苦しい、蕁麻疹が出る、吐き気や動悸、眩暈など様々な症状が急激に起こります。
なぜ2回目に刺された時が怖いのかというと、1回刺されるとハチの毒素に対して免疫系統が反応し抗体を作ります。
2回目にその毒素が体に入って来た時、体が過剰に反応してしまうため呼吸苦などの症状が起こり深刻な場合は命にかかわると言われています。
ただ、大人の皆さんは子どもの頃ハチに刺された記憶なんて覚えていないことが多いかなと思います。
なので、ハチに刺された後は特に1時間、体の状態に注意してください。

またハチに刺された場所はかなり腫れて痛む事があります。
その時は清潔なガーゼなどで刺された場所を保護してから冷やしてみてください。
もし、腫れが広がってしまったり、例えば刺された場所が指なのに手全体が腫れたりする事が起こる時もあります。
そうなると少し厄介なので早めに病院へ行くようにしましょう。


余談ですが・・・・・。
何年か前に東京の多摩地区の方で蛇にかまれた方、マムシに噛まれた方が居ました。
蛇に噛まれるなんて事は浦安の周辺ではないとは思いますが、蛇は噛まれると蛇の種類によっては血清というものが必要で、その血清というものが全ての病院にある訳ではないので厄介です。
もし山などにおでかけの際は蛇を見かけてもあまり近づかないようにしてください。
(もし蛇に噛まれた時、噛まれた種類が分からなければ余力があればその蛇を捕まえて医療機関へ持って行くと良いですが・・・。)




今、学生さんは楽しい夏休み中ですね。
お休み中は色々おでかけする事が多いかなと思いますが、けがや事故、病気に気を付けて楽しい夏を過ごしましょう!

2024.07.17

作業療法って何だろう

こんにちは。訪問看護ステーションしんえいです。

今週は「作業療法」について説明させていただけたらと思います。

当ステーションでも、作業療法士が訪問に伺っています。
お話をしていて「理学療法士と作業療法士の違いって何ですか?」という問いがあります。
今回は、作業療法というものを知ってもらい、必要としている方がいらしたらぜひ作業療法を活用していただけたらと思っています。訪問に焦点を当てて説明していきます。

作業療法とは、人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助である。作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す(日本作業療法士協会の作業療法の定義より)。

ここでいわれている、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為とは、「料理をすること」「仕事に行くこと」「友人とカフェでお話をすること」「学校に行く」などがあげられます。同じ活動でも、人によって意味や価値、目的は千差万別です。例えば「学校に行く」という行為一つを取ってみても、ある方にとっては、「勉強が好きだから行く」また、ある方にとっては「友だちと外で遊びたいから行く」「皆行っているかた行く」など、「学校に行く」という目的は個人によって変わってくることが多いです。

作業療法では、何かしらの原因(人と関わることが苦手、教室が怖い、集会にいると疲れるなど)で、日々の生活に支障がでている方と(満足感や自己肯定感の低下)関わらせていただいています。また、乳幼児期・児童思春期(小学~高校生)の時期の方とは、ご家族様と一緒に、教育という部分にも携わらせていただいています。

訪問では、その方が「したい」「やりたい」ということを大切にしながら、一緒に作業を行い、色々な気づきを得てもらえるような関わりを意識しています。自分の得意なことや好きなこと、長所、苦手な部分など、一つの作業を通して知っていくことで、自己分析が進みます。
知らなかった一面を知ることで、自分の良さを実感したり、不安になりやすい場面の特徴に気づくことができたりします。何度も繰り返すことで自己理解が深まっていき、自分を環境に適応させることもできるかもしれません。
私もまだまだこれからですが、訪問先の方たちのおかげでたくさんのことを学ばせていただいています。
全ての人が「健康・幸福」でいられるように願っています。

以上、簡単ではありますが、作業療法の説明とさせていただきました!

ぜひご活用ください!当ステーションでもお待ちしています!

2024.07.11

救急とは②:熱中症?発熱?

ここのところ急激に暑くなりました。真夏日、猛暑日と連日ニュースで取り上げられ、「熱中症に注意してください」とよく耳にします。
東京では今までにない、過去2番目に救急車の出場が多くなってしまい本当に救急じゃない電話をガチャ切りするほど通報が多くなっているとのことです。

この暑い夏が来ると救急外来に居た時の事を思い出します。
特にお子さん・高齢者に多かったのですが、「熱中症なのか発熱なのか分からない」問題です。

熱中症について救急外来では
・呼吸器症状がなく(咳や鼻水やのどの痛み)、熱が高く、解熱剤が効かない。
・高温下で激しい運動をしたり、何時間も活動・過ごしていたあと・過ごしている最中からの体熱感や体調不良。
・水分摂取や適度な休息、クーリングを行わなかった。
その結果、熱が体にこもってしまい発熱したように高体温になる事を指すと救急医から何度も言われました。熱がこもって体が熱くなっているので解熱剤を飲んでも解熱はしません。とにかく熱を取るために体を冷やすしかないのが熱中症です。
なので、「熱中症だと思うんですけど・・・。」と病院に来る人に話を聞くときには、「何時間も炎天下で運動したり過ごして水分を取らずにいましたか?」と聞き、呼吸器症状がないことを確認していました。コロナ禍では本当に熱中症治療とコロナ治療で大変な思いをしたことを思い出します。

また、発熱状態についてですが
・呼吸器症状や皮膚症状(発疹など)がある。
・子供の場合は流行している感染症が身近にある。
そして解熱剤を使用すると解熱するものを発熱としていました。

乳幼児と高齢者は熱中症になりやすいと言われます。
乳幼児は体温調節機能が未熟で外気温や環境に左右されやすかったり、感染症に対する免疫力も成人より低い状態です。なので、熱中症と感染症両方になっているなんてこともあり得たりします。
また高齢者は年齢と共に温度や感覚に対して鈍感になりやすく暑い・寒いを感じにくいことや夜間頻尿になる事を心配して水分をとらなかったり、喉の渇きを感じにくくなり水分をとらず脱水になりやすいことも熱中症のリスクとなります。

とにかく、熱中症にならない事が一番です。

まずはよほどの理由がないときの外出は避けること、しっかり水分をとる事
どうしても外出するときは暑さ対策(帽子をかぶる、風通しの良い衣服を着る、首元など冷やすための保冷剤を用意する)をして、公共の乗り物を利用したり、適度な休息、クーリングスポットの利用をしましょう。

熱中症か発熱か、一応明らかな違いになるものは書きましたがやはり正確に診断できるのは医師が診察・検査してになります。
なので、少しでもいつもと違うなと思う時は受診し診察を受けましょう。
また、熱中症最重度と言われる症状、高体温(40℃を超える)に意識障害や痙攣などが起きた際はすぐに体を冷やし119へ連絡し救急車を呼びましょう。

しっかり水分や食事をとり、十分に睡眠もとり暑さと上手く付き合ってこの夏を乗り切りましょう!

2024.07.03

七夕

こんにちは。訪問看護ステーションしんえいです。

7月に突入し、夏の暑さを実感している今日この頃です。ブログをご覧の皆様も脱水や熱中症に十分気を付けてくださいね。

さて、本日は、七夕についてお話します。

七夕とは、毎年、7月7日に織姫と彦星が1年に1度だけ、天の川で会える日とされています。
私たちも短冊に願い事を書いて、笹に飾っていますね。

皆様はどのような願い事をしますか?
健康祈願・恋愛成就・受験・勉強など、考えるだけでもワクワクしますね。

地域でも七夕祭りが開かれている場所もあるのではないでしょうか。
日本の伝統的な文化に触れるのも良いかもしれないですね。